なぜ私は、’手の味’ ミーティングをはじめたのか?!

choujisou

松本朋子です。

昨年より’手の味’ミーティングをスタートさせました。

私の本業はマーケティング・コンサルタント。女性消費者を顧客とする商品が得意なところであり、食品、化粧品の仕事を数多くさせていただいます。

私自身は、もともと食いしん坊。子供のころから食べることに、とても興味がありました。「おやつを食べようとすると、ちょうど帰ってくるね(笑)」と、母によく言われたものです。

一方、趣味で野の花の写真を撮りはじめたのが、20年ほど前からで、野草の写真を撮りながら、「あ、この草は食べれるんだ!」と気づいて、様々な山野草をサラダ、天ぷら、スープ等で食べてみたり、ヨモギやスギナでお茶を作ってみたり、リキュールを作ってみたりしてきました。

ですので、自然と食とが一体という感覚が、それが偉いとかそういうことではなく、私のなかには強くあります。私が料理好きなのも、食いしん坊というだけでなく、自然の産物が自分の手のなかで化学変化することの面白さに目覚めたからかもしれません。

話は少し跳ぶのですが、私が山野草の写真を撮っていて、忘れられない光景があります。それは大阪府高槻市の里山でのことでした。ひと気がなく静まりかえった神社で、舗装されていない道の脇に、なにやら高貴な姿が・・・・・私は、ハッとして目を凝らしました。それは、野生のササユリだったのです。

沈黙の春の著者として有名なレイチェル・カーソンの遺作『The Sense of Wonder センス・オフ・ワンダー』を読んだとき、私の脳裏には瞬時にこのササユリとの出会いの記憶が蘇りました。Sense of Wonderは、本文中「不思議さに驚嘆する感性」と訳されています。

私が現在考えているのは、The Sense of Wonder ―手のなかの宇宙―、私の手のなかで、あるいは手の動きで手の技で、化学変化を起こす’自然’への驚きの感性を、多くの人に思い出してもらえないか、ということ。私の手のなかの化学変化、それこそが’手の味’です。

そうすべき、とは思いません。そういった感性は、きっとちょっとしたきっかけで呼び覚まされるものであり、毎日Wonderがあることが、何よりWonderfulだと思うのです。

同じほうれん草も、私の手を経るのと、妹の手が加わるのとでは、違った姿になる!!すごいことだと思いませんか?

手の味ミーティングは、ジェンダーフリー&大人も楽しめる食育、というコンセプトです。本当は食育という言葉は、言葉の一般的な印象からすると少し違うのかもしれません。私がいちばんしたいこと、いちばん熱く想っていることは、今日書いたことです。

今晩実際、ほうれん草を食べました(笑)昆布だしでさっと煮浸しにして、甘辛醤油味に粉山椒をかけていただいたのですが、これははじめての試みです。ハーブティにスパイスを足してみたり、はじめてがたくさんあるのは、楽しいことです。そんな喜びを仲間とともに広げていけたら何より嬉しいです。

(ちなみに上の写真は、今年のゴールデンウィークに私が撮った、野の花(チョウジソウ)の写真です)

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